「帝王切開だったけれど、ニューボーンフォトは撮れるんだろうか」
予定帝王切開の方からも、緊急帝王切開になった方からも、いただく質問です。おなかに傷があり、入院も長め。そんな状態で撮影なんて無理なのではないか、と考えるのは自然なことだと思います。
結論から言うと、帝王切開でもニューボーンフォトは撮れます。ただし条件が1つあります。ママの体調を最優先に組むこと。それさえ守れば、撮影の内容そのものは経腟分娩の場合と変わりません。
この記事では、退院日と撮影時期の重なり方、産後の体で無理をしないための工夫、傷あとが気になるときの服装までをまとめます。
帝王切開でも、ニューボーンフォトは撮れます
撮影の条件になるのは「赤ちゃんの生後日数」
ニューボーンフォトの撮影時期を決めているのは、赤ちゃんの生後日数です。生後5〜14日ごろに、新生児特有の丸まった姿勢やしわしわの手足が残っています。
この条件は、出産の方法によって変わりません。帝王切開で生まれた赤ちゃんも、同じ時期に同じ表情を見せてくれます。
撮影時期の考え方はニューボーンフォトはいつ撮る?生後5〜14日がベストな理由に詳しくまとめています。
出張撮影なら、ママの移動はゼロ
帝王切開の産後にいちばん負担がかかるのは、移動です。車に乗る、階段を下りる、荷物を持つ。どれも傷に響きます。
スタジオ撮影だと、この移動が避けられません。予約時間に合わせて赤ちゃんを連れて出かけ、着替えて、撮って、帰る。産後2週間の体には重い工程です。
出張撮影は、カメラマンが自宅まで出向きます。ママは家から一歩も出ません。横になっていたところから起き上がって撮り、終わったらまた横になれます。帝王切開の方に出張撮影をおすすめする理由は、ほぼこれに尽きます。
退院日と撮影時期は、どう重なるか
帝王切開は入院が長くなりやすい
一般に、帝王切開は経腟分娩より入院期間が長くなる傾向があります。ただし具体的な日数は、病院の方針と産後の経過によって変わります。退院日の見通しは、必ず主治医や助産師さんに確認してください。
ここで大事なのは、日数そのものよりも「退院してすぐに撮影時期が来る」という構造のほうです。
生後5〜14日は「退院直後」に重なることが多い
撮影に適した生後5〜14日は、多くの場合、退院してから数日のうちに始まります。つまり家に帰ってきて、生活が落ち着く前に撮影の窓が開くということです。
「退院して、体を戻して、それから考えよう」と思っていると、その間に14日が過ぎます。これは帝王切開に限らず起きることですが、入院が長いぶん、帝王切開のほうが余裕は少なくなります。
だから、予約は出産前に「仮」で押さえる
おすすめは、出産予定日の1〜2か月前に、仮の日程で予約しておくことです。
予定帝王切開なら手術日が決まっているので、生後日数の計算がしやすく、仮押さえの精度も高くなります。緊急帝王切開になった場合や、予定日がずれた場合も、出産後に生年月日をご連絡いただければ日程を組み直します。産後の予定変更は前提として考えていますので、遠慮なくご連絡ください。
産後の体で無理をしないための3つの工夫
1. ママは座ったまま、横になったままで写れる
ニューボーンフォトの主役は赤ちゃんです。ママが立ったり、赤ちゃんを高く抱き上げたりする必要はありません。
ソファや布団に座ったまま、あるいは横になったまま赤ちゃんに寄り添う。それだけで、じゅうぶんに絵になります。傷に負担のかかる姿勢は、こちらから一切お願いしません。「この体勢はつらい」と感じたら、その場で言っていただければ変えます。
2. ママが写らない選択もできる
「産後の顔を残したくない」「今は写りたくない」。そう思う方は少なくありません。
その場合は、赤ちゃんだけ、あるいはパパと赤ちゃんの写真にすることもできます。手だけ写る、後ろ姿だけ写る、といった撮り方もあります。ママが写るかどうかは、当日の気分で決めていただいて構いません。
ただ、これは経験からの話ですが、「あのとき撮っておけばよかった」と言われることは、実はよくあります。迷っている場合は、とりあえず撮っておいて、使うかどうかは後で決めるという形をおすすめしています。納品データから外すことはいつでもできます。
3. 準備と片づけは、こちらでやる
撮影に必要なのは、自然光が入る窓際の3畳ほどのスペースだけです。そのスペースを空けていただければ、機材のセットも片づけもこちらで行います。
部屋をきれいに掃除しておく必要もありません。撮影に写る範囲だけ片づいていれば、あとは見えません。産後の家が散らかっているのは当たり前ですので、気にしないでください。
当日の流れと準備するものは自宅でニューボーンフォトは撮れる?3畳あれば大丈夫にまとめています。
傷あとが気になる場合
帝王切開の傷は、下腹部の低い位置にあります。ふつうに服を着ていれば、写真に写ることはありません。
気になる場合は、次のような服を選んでおくと安心です。
- おなかまわりがゆったりしたワンピース
- 丈の長いカーディガンやガウン
- ウエストを締めつけないパンツとチュニック
いずれも、傷を隠すためというより締めつけないことが目的です。産後の体でいちばん避けたいのは、ウエストゴムが傷に当たることです。
服の色や形の選び方はニューボーンフォトの服装|産後の体でも写りやすい選び方で詳しく説明しています。
撮影当日、体調が悪かったら
遠慮なく連絡してください。日程を変えます。
産後の体調は読めません。前日まで元気でも、当日の朝に痛みが出ることがあります。赤ちゃんの機嫌や授乳のリズムも同じです。「予約したから無理にでも」と考える必要はまったくありません。
生後14日という期限はありますが、その範囲内であれば日をずらせます。撮影の途中で休憩を挟むこともできますし、途中で切り上げることもできます。撮影より体が優先です。
よくある質問
帝王切開でもニューボーンフォトは撮れますか?
撮れます。撮影時期を決めているのは赤ちゃんの生後日数で、出産方法によって変わりません。ご自宅への出張撮影であればママの移動もありませんので、産後の体への負担を抑えて撮影できます。
退院が撮影時期に間に合うか心配です
退院日の見通しは主治医や助産師さんにご確認ください。そのうえで、出産予定日の1〜2か月前に仮の日程で予約しておくと、退院後すぐに撮影日を確定できます。日程の組み直しはいつでも対応します。
傷あとが写真に写りませんか?
帝王切開の傷は下腹部の低い位置にあり、服を着ていれば写りません。おなかまわりがゆったりした服を選んでいただくと、傷を締めつけずに過ごせます。
つらい姿勢をお願いされませんか?
お願いしません。ママは座ったまま、横になったままで撮影できます。立ったり赤ちゃんを抱き上げたりする必要はありません。つらいと感じたら、その場でお伝えください。
当日に体調が悪くなったらどうなりますか?
ご連絡いただければ日程を変更します。生後14日ごろまでの範囲であれば日をずらせます。撮影中の休憩や、途中での切り上げも可能です。
まとめ
- 帝王切開でもニューボーンフォトは撮れる。撮影時期を決めるのは赤ちゃんの生後日数
- 出張撮影ならママの移動はゼロ。産後の体にいちばん響く工程がなくなる
- 入院が長いぶん、退院直後に撮影時期が来る。出産前の仮予約が効く
- ママは座ったまま・横になったままでよい。写らない選択もできる
- 傷あとは服で隠れる。選ぶ基準は「隠す」より「締めつけない」
- 当日つらければ日程変更でよい。撮影より体が優先
料金プランと出張エリアの一覧は広島のニューボーンフォト|料金相場・出張エリア・時期の完全ガイドにまとめています。
Relier(ルリエ)は、広島市・廿日市市・安芸郡・大竹市・呉市への出張費込みで、ご自宅にうかがう出張ニューボーンフォトを撮影しています。「帝王切開の予定なんですが、退院がこのあたりで……」というご相談の段階でも構いません。出産前でも、出産後でも、お気軽にご連絡ください。

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