「上の子がじっとしていられないので、ニューボーンフォトは無理かもしれない」
2人目、3人目の出産でよくいただくご相談です。赤ちゃんだけなら撮れそうだけれど、2歳のお兄ちゃんが横で走り回っている状態で、静かな写真なんて撮れるのだろうか、と。
結論から言うと、きょうだいが一緒でも撮れます。むしろ、きょうだいが写っている写真は、後から見返したときにいちばん価値が出る1枚になることが多いです。赤ちゃんが小さいのは2週間ですが、上の子が「お兄ちゃんになりたて」なのも、その時期だけだからです。
この記事では、上の子と一緒に撮るときの現実的な進め方、パパの参加のしかた、当日に慌てないための準備をまとめます。
きょうだい写真は「早い段階」で撮る
最初の30分がいちばん協力してもらえる
小さい子の集中は長く続きません。撮影が始まって最初の30分が、いちばん機嫌よく協力してもらえる時間帯です。
そのため、きょうだいが一緒に写るカットは撮影の序盤に撮ります。赤ちゃん単独のカットは、上の子が飽きて別の遊びを始めてからでも撮れます。順番を逆にすると、いざ呼んだときには機嫌が終わっている、ということが起きます。
この進行はこちらで組みますので、ご家族が意識しておく必要はありません。ただ「最初に上の子を呼ぶので、その時間は近くにいてもらえると助かります」ということだけ、頭の片隅に置いておいてください。
「ちゃんと座って」は言わなくていい
撮影のとき、いちばん場が固くなるのは大人が上の子を叱ってしまったときです。
「ちゃんとして」「動かないで」「笑って」と言われた子は、たいてい表情がなくなります。写真としても、あとで見返したときの記憶としても、いいものになりません。
ですので、整った並びの写真は目標にしていません。赤ちゃんをのぞきこむ、そっと手を触る、興味をなくしてよそを向く。そのままを撮ります。よそを向いている写真が、意外といちばん「らしい」1枚になったりします。
年齢別・上の子との撮り方
0〜2歳ごろ
まだ自分で加減ができない年齢です。赤ちゃんに触れるカットは、必ず大人が体を支えた状態で撮ります。
おすすめは、ソファやお布団に上の子を座らせて、その膝やすぐ横に赤ちゃんを置く形です。ママかパパが後ろから支えていれば、支えている手は写真の外に外せます。
3〜5歳ごろ
「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」という自覚が出てくる時期です。役割を渡すとよく動いてくれます。
「赤ちゃんの手、どんな感じか見てみて」「そーっとしてあげて」と声をかけると、こちらが指示しなくても自然に寄っていきます。ポーズを指定するより、赤ちゃんに興味を向けてもらうほうが早い年齢です。
小学生以上
お願いしたことはきちんとやってくれる年齢ですが、そのぶん「撮られている」意識が出て、表情が固くなりやすくもあります。
抱っこしてもらう、ミルクをあげる、といった実際の役割を担ってもらうと、意識がそちらに向いて表情がほどけます。
上の子が撮影を嫌がったら
よくあります。人見知りの時期と重なれば、知らない大人が家に来た時点で隠れてしまうこともあります。
そのときは、無理に連れてこないでください。撮影を進めているうちに慣れて、途中から自分から出てくることがほとんどです。30分ほど経つと「何をしているんだろう」と近づいてきます。
最後まで嫌がった場合は、きょうだいカットなしで終えます。それでも大丈夫です。後日あらためて、というご相談も受けられます。
ひとつだけお願いがあるとすれば、「せっかく来てもらってるのに」と上の子に言わないことです。赤ちゃんが生まれた直後は、上の子にとっても揺れている時期です。撮影はその日の予定のひとつでしかありません。
パパも写ってください
パパの写真は、圧倒的に少ない
家族写真を撮っていて感じるのは、パパが写っている写真の少なさです。日常のスナップはたいていママが撮るので、パパは撮る側に回ります。結果、何年か経って見返すと、パパだけほとんど残っていない。
ニューボーンフォトは、その偏りを直せる数少ない機会です。カメラマンが撮るので、家族全員が同時に写れます。
「何をすればいいかわからない」で大丈夫
パパから「自分は何をしていればいいですか」と聞かれることがよくあります。答えは「抱っこしていてください」です。それだけで1カット成立します。
ポーズを取る必要も、笑顔を作る必要もありません。赤ちゃんを見ている顔をそのまま撮ります。大きな手と小さな赤ちゃんの対比は、それだけで写真になります。
当日は「もう1人の大人」として頼りになる
撮影中、パパには上の子を見ていてもらえると非常に助かります。ママは産後の体で赤ちゃんに付きっきりになるため、上の子の相手ができる大人がもう1人いるかどうかで、当日の進み方がかなり変わります。
お仕事の都合がつくようであれば、撮影日はパパも在宅の日に合わせることをおすすめします。
当日までに準備しておくこと
上の子に、当日のことを話しておく
「写真を撮る人が来るよ」と前もって伝えておくだけで、当日の反応がだいぶ違います。知らない大人が突然家に入ってくる、という驚きがなくなるためです。
服は「家族で色をそろえる」だけでいい
きょうだいがいると服選びが大変ですが、買い足す必要はありません。家族全員を白・生成り・グレー・ベージュあたりの近い色でそろえるだけで、写真はまとまります。
避けたほうがよいのは、大きなキャラクターのプリントと、細かいストライプやチェックです。赤ちゃんより先に目がそちらへ行きます。
服の選び方はニューボーンフォトの服装|ママ・パパ・きょうだいの選び方にまとめています。
上の子の食事と昼寝を先に済ませる
当日いちばん効くのがこれです。空腹と眠気は、どんな声かけでも勝てません。撮影開始の時間は、上の子の生活リズムに合わせて決めてください。ご相談いただければ、そこから逆算して時間を組みます。
当日の流れ全体は自宅でニューボーンフォトは撮れる?3畳あれば大丈夫をご覧ください。
よくある質問
上の子も一緒に撮影できますか?追加料金はかかりますか?
ごきょうだいも一緒に撮影できます。人数による追加料金はいただいていません。ご家族全員での家族写真も撮影します。
上の子がじっとしていられません。それでも撮れますか?
撮れます。整った並びの写真を目標にしていないためです。赤ちゃんをのぞきこむ、手を触る、よそを向く。そのままの様子を撮ります。じっとしていられるかどうかは、撮影の条件ではありません。
上の子が人見知りで、当日嫌がりそうです
無理に参加させなくて大丈夫です。撮影を進めているうちに慣れて、途中から自分から出てくることがほとんどです。最後まで難しければ、きょうだいカットなしで終えることもできます。
上の子が赤ちゃんを抱っこしても安全ですか?
小さいお子さんが赤ちゃんに触れるカットは、必ず大人が体を支えた状態で撮影します。ソファや布団に座ってもらい、後ろから支える形が基本です。支えている手は、写真では見えない位置に外せます。
パパは何をしていればいいですか?
赤ちゃんを抱っこしていただくだけで1カットになります。ポーズや笑顔を作る必要はありません。また、撮影中に上の子を見ていただけると当日の進行がスムーズになります。
まとめ
- きょうだいが一緒でも撮れる。人数による追加料金はない
- きょうだいカットは撮影の最初の30分に撮る
- 「ちゃんとして」は言わなくていい。整った並びは目標にしていない
- 小さい子が赤ちゃんに触れるカットは必ず大人が支えて撮る
- 嫌がったら無理に連れてこない。途中から自分で出てくることが多い
- パパも写る。抱っこしているだけで1カットになる
- 当日は上の子の食事と昼寝を先に済ませる。時間はそこから逆算できる
料金プランと出張エリアは広島のニューボーンフォト|料金相場・出張エリア・時期の完全ガイドにまとめています。
Relier(ルリエ)は、広島市・廿日市市・安芸郡・大竹市・呉市への出張費込みで、ご自宅にうかがう出張ニューボーンフォトを撮影しています。「上の子が2歳なんですが、大丈夫でしょうか」というご相談も、よくいただきます。当日の進め方から一緒に考えますので、お気軽にご連絡ください。

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